旅-Travel-

2005年01月09日

中華の国・最終日

この日は仕事の予定も無く、帰るだけという比較的のんびり出来る日程。アモイの繁華街まで足を運び、食事したり買い物したり。
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中国といえばパンダ。パンダクッキー50元(約600円)。しかし製造元はなぜかマレーシア。


買い物の後、トイレに行くついでに、わりとオシャレなCafeに。アイスカフェオレを注文して延々20分近く待たされてやっと出てきたのが生ぬるい。つか、氷が入ってない。どうやら氷を入れてキンキンに冷やすって事をしないらしい。
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そして上に乗ってる生クリームもべチョべチョ。俺の注文するセンスが悪かった。


飛行機まで少し時間があったので、通訳の陳さんに中国式の麻雀を教えてもらった。正確には麻将基本的には日本の麻雀と同じで役を作って上がるのだが、ドラや裏ドラが無かったり、リーチが無かったりと点数の部分で大きく日本と違うらしい。詳しくはこちら
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その他の大きな違いは
・リーチが無い
・点棒が無い
・捨て牌を並べない(最近は並べるようになったとか)
・親と子の和がり時の点数差が無い
・親の連荘が無い
・振りテンが無い
・ロン和がりであった場合でも放銃者以外の2者は一定の点数を支払う
などなど。しかも同じ中国でも地域によってルールも違うらしい。う~ん奥が深い。


と、いろいろ遊んでいるうちにいつの間にか搭乗の時間。空港まで送ってくれた陳さんとハグハグし、涙のお別れ。といってもまた4月に会うんですけどね。
出国手続きも税関検査も無事済まし何事も無く搭乗。歴史の国・中国を旅立ちました。
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なんだかんだいって結構楽しい旅でした。次の旅日記は5月の南米かな??

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2005年01月08日

中華の国・五日目

昨日の日記で「何食べれるか楽しみ~」なんて書いたけど、いきなりやられちゃいました。
ガチョウの足(水かき付)と巨大椎茸のソテー
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残念なことに写真じゃ現場の臨場感が伝わってこない。
結構、いやかなりグロかった。っていうか俺、普通の椎茸も嫌いだし。


でこの日、最終日っていう事もあって歩いて市内を散策。百貨店とか行っちゃいました。名前忘れたんですけど、お決まりのマクドナルドとかケンタッキーとかも入ってる結構大きなデパートで、茶器とか変な置物とかいろいろ買い物しちゃいました。これまた安いんだわ。
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肯徳基って書いてケンタッキー。これだけならまず読めないだろうな。


さらに市内をぶらぶら歩いていたら、華やかに飾りをつけた車をみかけた。なんでも花嫁が花婿の家に向かうとき、そういった装飾をするそうだ。この時期中国は結婚シーズンなんだとか。でも、車で行けるのは一部の裕福な家庭で、ほとんどの人はバイクや自転車に乗って嫁入りをする。う~ん諸行無常。
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こんな感じで飾りつけするんだけど、前から写したほうがもっと豪華だった。失敗。


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偶然、バイクで嫁入りする人を発見。すれ違う時、「ばいば~い」って手を振ったら花嫁さんも手を降り返してくれたが、その時バイクから落ちそうになってた。記念すべき日に怪我しなくてよかったよかった。

さて、明日はいよいよ帰国編。南国アモイから豪雪の札幌に向けて出発です。

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2005年01月07日

中華の国・四日目

さすがに四日目ともなるとだんだん身体が中国に馴染んでくる。その象徴とも言えるのがトイレ。ホテルや空港などの外国人観光客がよく訪れるような施設のトイレは日本の洋式トイレとさほど変わりはないのだが、ガソリンスタンドや町のレストランなどのトイレは結構キツイ。小の方はまだいいとしても、大の方は結構勇気がいる。
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これは、割りと高級なレストランの大便用トイレ。しゃがむとちょうど身体が隠れるようになっている。つか、これはまだマシな方。


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一般的な食堂とかのトイレ。溝の上に跨ってする。もちろん溝は繋がっているので、前に人がいたら、その人のブツは自分の下をスルーしていく。丸見え。たぶん女性用も同じだと思う。ちなみに俺、こういうトイレを2回使用しました。うち1回は後ろに人がいたのでちょっと照れた。

実は、もう1箇所スゲートイレがあったのだがあまりにも汚くて写真撮れませんでした。つか、トイレの写真をパシャパシャ撮ってる俺って一体・・・・。


トイレの話の後でなんだけど、この日の昼食は青島(チンタオ)ビールの直営レストランに行ってきた。日本で言えば、ビール園みたいな感じ。さすがに直営店だけあって、ウエイトレスの女性はチャイナドレスではなくバドガールもどきのボディコン(死語)ウェアだった。
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右側が日本でも売られている青島ビール。左は国内のみの販売の青島生ビール。味は・・・まぁこんなもんかな・・・っていう感じ。それよりもビールを冷やさないのが気になった。


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パッと見はから揚げみたいだけど、実はコレ豚の腸に野菜をつめたプークーというおつまみ。臭いがきつかったけど、意外に美味しくて、ビールとコレばっかり食べてた。

いよいよ明日は最終日。って俺仕事できてるのにほとんど食べてばっかりだな。最後ぐらいビシッと仕事を・・・・するわけないか。
何食べれるか楽しみ~

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2005年01月06日

中華の国・三日目

この日、午前中はのんびりとホテルで過ごす。なんでもアモイは週に2日間電力制限があり工業用の電力はストップされるらしい。そのため午前中は自家発電に切り替えるのでホテルで待機していてとの事。
と、言われてもさしてやることもなく、ボケッと部屋でテレビ鑑賞。一応このホテルの各部屋にはCSが入っているので、日本のテレビ(NHKだけど)や欧州サッカーなんかも見ることが出来るのだけど、運悪くこの日は興味をそそるものが全くやってなかったので、なんとなく中国の歌番組をだらだら見た。中国のアイドルとかいっぱい出てて面白かったな。日本で言えばベストテンとかやってた頃の感じか。懐かしい。
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司会の女の子3人組。結構カワイイ。


昼から夕方にかけて仕事をこなし、夜はまたレストランへ。さすがに3日目ともなるとどんな料理が出てくるが大体想像がつくが、それでも出てくるまで油断は出来ない。注文している中国語にジッと耳を傾ける。もちろん何喋ってるかわからないけどね。
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通訳兼工場案内係の陳忠隆さん。宮崎の大学に通っていたので日本文化にも詳しい。


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陳忠隆さんの弟の陳昌隆さん(右)と工場長の趙明啓さん(左)日本語はまったく通じない


食事中にふと携帯電話の話になった。最近中国でもカメラ付きの携帯電話が発売されたらしく、新し物好きの陳昌隆さんは早速購入したとのこと。見せてもらうとソニーエリクソン製だった。日本でいえば505iのような感じのつくりだ。価格は4000元(約48800円)。工員の平均月給が500元(約6300円)と考えればとてつもなく高い。ちなみに中国製の携帯電話は300元~700元(約3660円~8540円)。
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当たり前だけど中国語の表示がなんとも異国情緒を感じる


この携帯電話の件や毎晩豪華な食事をすることでもわかると思うけど、日本に比べれば中国はホントに貧富の差が激しい。人民は平等を謳った毛沢東。共産主義の歪みが現実にはこういうところに表れているっていうことを改めて思う。つか、中国文化の底知れないパワーは戦後の日本と比較されるけど、実際はその比じゃないと思う。だって世界の5人に1人は中国人なんだもの。世界のどこの国に行っても中華街があるのも頷けるな。
さ、あと2日。楽しまなきゃ。

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2005年01月05日

中華の国・二日目

朝から中華粥をしこたま食べて、仕事先の紙漉き工場へ。ホテルから車で20分ぐらいのところにあるのだが、その運転は半端じゃなく恐ろしい。2車線しかない道路に車とトラックが平気で3台並んで走ったり、交差点にはほとんど信号がないので、突っ込んだモン勝ちのような右左折。乗ってても気が気じゃなかった。
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今回の旅の送迎車。一瞬三菱のデリカ?と思ったけど実はコレ、中国汽車製「瑞風」。パクリ?



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観光名所のひとつアモイ大学。大学のクセに夜になると建物全体をライトアップする。アモイの有名なデートコースでもあるらしい。


休憩のたびに出てくる烏龍茶。これがまたスゲー美味い。茶葉自体が日本で売っているものと違うらしいが、煎れかたも絶妙。それにしても中国の人は何故かみんな痩せている。これも烏龍茶の効果なのか?
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思わずこの茶器セットを買ってしまった。80元(約970円)安いっ!


相変わらず昼食も夕食もボリューム満点で、中国2日目にして確実に2キロは太った予感。この日の夜はホテル内にあるジムで1時間ほど汗を流して就寝。中国まできて何やってんだか。

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2005年01月04日

中華の国・一日目

予定時刻通り関空から出発し予定時刻通りアモイ空港に到着。さすがANA。いぜんスペインに行った時のイベリア航空は平気で2,3時間遅れやがったからな。
中国っていうと自転車っていうイメージだったけど、実際はバイク天国。あちこちでバイクが暴走している。しかも明らかに過積載で。
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何積んでるか知らんが絶妙なバランス


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もうコレくらいの荷物は当たり前のように積んでいる。しかも一番下は中華鍋


一通り仕事の打ち合わせを終えて夕食へ。アモイは海に面しているという事もあって、海鮮中華を食べさせてくれるという。
着いたレストランは玄関でチャイナドレスを着たおねーちゃんたちが10人ぐらいで出迎えてくれる超豪華なレストラン。地元の人はまず来る事が無い店なんだそうだ。
出迎えてくれたチャイナねーちゃんの案内でまず食材を選び、それを調理して出してくれる。食材見たってよくわからないからお任せにしたら、見たこともないような貝や魚のオンパレードで見ただけで腹がいっぱいになる。いや、実際量も半端じゃなく多いんだけど。年末にサッカー仲間のフリーザが中国行って胃拡張になったって言ってたけどそれもうなずける。
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まるで市場のような雰囲気。臭いがちょっときつかった。


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小枝のような長細い貝。これが結構美味い。アサリの酒蒸しみたいな味


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人民服を借りて、小豚の丸焼きの前で記念撮影。結構似合ってる?



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2005年01月03日

中華の国・出発前

実際に中国に旅立つのは明日の早朝のため、この日は関空に程近い大阪市内のホテルに宿泊。
とりあえず大阪にきたら、今が旬のフグを食べようという事で、さっそく難波の法善寺横丁へ

5年位前に来た時の勘を頼りに難波の駅から歩いていると、法善寺横丁入ってすぐの所にお目当ての店発見。その名も玄品 ふぐ 法善寺の関
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すぐ横の不動明王では山伏達が雄たけびを上げていた


時間が早かった事もあり待つことなく案内されたけど、通常だと6時過ぎた辺りから満席になる人気店。
てっちりのコースと季節物のフグの白子をたっぷりと堪能し、明日から襲ってくるであろう中華料理地獄に備える。
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これで3人分。この他に鍋と雑炊が出てくる。量多すぎ。


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白子は塩味と醤油味の2通りの味付け。塩味の方が旨かったな。


次の日の朝が早いという事もあって、この日はこのままホテルに直帰。なんとなく飲み足りなかったが、朝6時起きという事を考えればちょうどいいのかも。

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